製造MANUFACTURE
ラボから実機製造。試作から量産へ。
使命は高い品質の製品を
安定的に供給すること。
お客様の要望に基づいたフローのもと、開発からバトンを受けて量産へ。実機での操作性に課題が出れば微調整を行いながら、求められる品質、量、時間を考慮して効率的な製造を目指します。高い品質の製品を安定的に、継続的に供給し続けています。
私たち讃岐化学工業は有機合成を主体とした受託製造会社です。
お客様が必要とする化学物質を、高い品質で安定的に製造し供給しています。
開発では、原料の選定、合成ルートの検討やラボでの試作なども実施しています。
細やかに、かつスピーディに、お客様の期待に技術と品質で応えています。
私たちが作る“機能性をもった化学物質”は、ディスプレイ材や半導体などに使用され、
それらは生活に欠かせない製品へと生まれ変わっています。
私たちはこういった機能性材料を作るために欠かせない化学物質を開発・製造・販売しています。
ファインケミカル製品とは、精密化学品とも呼ばれ、高度に分子設計された化学品を使った製品のこと。
製品に“ある機能”を付加したい場合に、必要となる化学物質があります。
例えば、「酸化されない樹脂」や「耐熱性のある接着剤」といった
機能性に優れた製品のルーツを辿れば、そこには欲しい機能のためにデザインされた化学物質があるはずです。
讃岐化学工業は、その化学物質に求められる機能を精密有機合成によって作り出しています。私たちが作り出すものは、
ミクロで素材を構成する1つの分子に過ぎませんが、それがなければ製品に機能を持たせることはできません。
作っているものは形として見えなくても、手がけた化学物質は暮らしのさまざまなシーンで使われる製品となって、
私たちのそばに存在しています。
お客様の要望に基づいたフローのもと、開発からバトンを受けて量産へ。実機での操作性に課題が出れば微調整を行いながら、求められる品質、量、時間を考慮して効率的な製造を目指します。高い品質の製品を安定的に、継続的に供給し続けています。
製品の充填で使用するクリーンルームは空気中に含まれる微細な異物を排除。整備された環境下で作業を行い、製品のケアを徹底しています。
化学物質には空気中の水分で分解され、酸性ガスを発生させてしまうものもあります。露点-40℃に設定したドライルームならそういった物質も安心して取り扱うことが可能。作業者が発する水分の影響も受けません。
無水フッ酸、発煙硝酸などの腐食性物質に対応すべく、テフロンライニングや、グラスライニングなど各種耐蝕材料を使った設備を揃えており、多様な化学物質の製造に対応しています。
お客様の依頼を受けて、ラボにて試作を行い、結果をフィードバックしながら具現化していきます。また求める機能のために必要なことは、これまでの経験とノウハウを活かして提案も行います。二人三脚で進める研究開発から請け負うことも可能です。
お客様が分子設計されたフローをもとに、ラボで試作を繰り返し、量産化に向けた課題を整理し、修正を行います。安定的に実機で製造ができるように細かな調整を実施しています。
お客様が要望される化学物質の情報をもとに、ラボにて試作を行いながら求める機能を追求します。原料の選定から合成ルートの探索など熟考を重ね、経験とノウハウを活かして合成フローを作成します。
製品化の前段である研究開発の仕事も請け負います。自社の実験室では扱えない物質の実験も当社ラボなら可能。研究データをベースに、工業化に向けた情報収集からスタートします。
製造ラインには複数の検査工程を設け、わずかな数値の変化にも迅速に対応。お客様の要望に即しているか常に製造の方向性を確認します。製造と品質管理が一体となっているからこそ、高品質を担保しつつ、ロスの少ないスマートな製造が可能になっています。
製造だけでなく分析の場においても不良の原因となる異物混入を極限まで排除。分析中のケアも慎重に行います。徹底した品質管理で最先端の化学物質に挑んでいます。
SPC(統計的工程管理)により、分析で得られたデータを過去データと比較し解析を行います。グラフの推移に異常が見られたらすぐに現場にフィードバック。製造を一定の品質に保つために欠かせません。
当社工場は、山間部と臨海地域の2拠点あります。万が一の災害発生に備え、リスク分散をしています。
私たちが開発、製造している多くの化学物質は、「新規化学物質」と呼ばれ、環境蓄積性や人体への影響が未確認のものです。だからこそ、製造においては厳しい規制があり、さまざまなルールが決められています。製造物の管理だけでなく、製造時における周囲への影響も考慮し、排出ガス、排水、廃油などの廃棄物は専門業者に委託して適切に処理しています。
お客様の様々なニーズに対応できるよう充実した設備を整えております。